久しぶりの大阪梅田。
(続き)
ある展示会を覗きに行った。
その帰り。(まだ午前中だったが)
何となく大きな船を見たくなって 魚崎駅で下車。
六甲ライナーに乗り換える。
六甲大橋を通過する際 停泊中のフェリー " さんふらわあ " を視認する。
アイランド北口駅で下車。
フェリー乗り場を目指す前に、小磯記念美術館へ。
写真撮影が不可であることを承知の上で
移築されたアトリエ内に座っている人形の撮影が可能かどうか尋ねてみた。
当然ながら許可は得られない。
アトリエの北側 高い窓から差し込む陽光が人形に翳を加える。
主亡き後も、この人形は、こうして じっと いつまでも座っているのだ。……
大きな船を傍で見たくなったのは母の命日だったから。……なのかな。
墓参りは都合で 前日に済ませていた。
さまざまな思いを呑み込んで
海に浮かぶ建造物を見上げた。
土地の記憶は残っていないのだけれど 九州には 中学校卒業時まで 本籍があった。そこで早くに病死した祖母に抱かれている写真を思い出す。
いつか その住所を訪ねてみるのだろうか。
最後にスライドを。(画像クリックでスタート)
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