L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

2 hours before the appointment

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先日まで5回連載した"L'Étranger 異邦人" の番外編。

み (@she_is_423 )さんとの約束の時間前2時間の記録。

(ますます何の意味も無い「断片的人生の記録」ではある。)

(続き)

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上は住吉川にいた一羽のアオサギ(?)。

阪神魚崎駅から六甲ライナー南魚崎駅まで歩いていて、見つけた。

魚を狙っていたのだろうか。

私がカメラを出しても、そして歩き始めて振り返っても、

じっとしていて、その場を動かなかった。

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六甲大橋を歩いて、人工島へ渡った。

その間、歩行者は私だけだったが、

私の前に、少し速い目のジョギングランナーがいたかもしれない。

島へ向かう車輌の排気ガスが気にならなければ、

見晴らしの良い遊歩道だと思う。

岸壁を離れる船を眺めていた。

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この人工島の分譲が始まったとき、申し込みに2度ばかり応募している。

抽選に外れた後も、暫くの間、RIC友の会会員(?)として、

分譲案内が届いていた。

もう30年以上も前のことになる。

その後、いろんなことがあって、この島へ住むことにはならなかったし、

小磯良平記念美術館を覗いてみるまでは

足が向くこともなかった。

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島の方でも、時間の移り変わりは厳しかったのかもしれない。

映画館やスーパーマーケットが次々に撤退していった。

この風景をいつまで目にすることができるのか

そう思わずにはいられない。

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昼食には、ご飯の量を少なくしてもらって、

アジフライ定食をいただいた。

店は、ロケハンがてらに来たときに見つけた居酒屋。

少し場違いな雰囲気_と書けば失礼なのだが、

近所のお勤めの人たちで賑わっていたし、その勤め人の中には何人か

長身の foreigner の姿も。

マスク掛けの大将が、英語でやり取りしているのを見ていたら、

やはり、この人工島に相応しい店のようにも思えてきた。

ゆっくり時間をかけて食べ終わり、店を出た。

それでも約束の時間まで3、40分。

あれこれ、ぼんやり見回して、時間を潰した。

目の前を、私と同じような年恰好の夫婦が通り過ぎていく。

この島に住んでいたら、あんなふうになれたのかな_と考えたが、

空疎な幻としても成立させることは難しい。

最後に、

み さんが撮影していたさくらねこ。

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私がロケハンした時の画像だが、

みさんが撮影した時には、

一段高くなった左のところで昼寝をしていた。