L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

At the platform

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(続き)

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JR天王寺駅のプラットホームにて。
然して馴染みのある駅ではないのだが…。学生の時に、この駅で一泊したのは忘れがたい思い出だ。
泊まったのは特急雷鳥座席指定券を購入するため。発売日の朝一番に並ぶ必要があり、従って、その前日からの泊まり込み。後で分かったのだが、一人でサークルメンバー全員分の購入も可能だったようだ。しかし、どうせ泊まるのなら沢山いる方が楽しいし、夏休みのイベントを一つ増やそうという判断から、帰省する必要のない男子全員に招集がかけられた。
駅は終電車の後、施錠され、出入りできなくなる。照明も必要最低限に抑えられた。謂わば監禁状態になるのだが、女子メンバーからの差し入れのお蔭で食べきれないぐらいの摘まみがあり、小さなクーラーボックスだったが、飲み物もそれなりにあった。集まった皆と他愛ない話をしながら、横になったり、暗い構内をほっつき歩いた。殆ど眠らなかったと思う。
真夜中、プラットホームのベンチに座って、目の前に停まっている電車を眺めた。車両ごとに色が異なっていたのが珍しかった。つぎはぎの連結車両の行き先は何処なのか想いを巡らせる。むろんそれは、現実の何処かではなくて、私の頭の中の、でっち上げの世界なのだが…。
当然ながら駅は昔の駅ではない。国鉄は分割民営化されてJR西日本に変わってしまったのだが、カメラの向こうの美しい人を見詰めながら思い描く夏の日は、何も変わっていない。鏡さえ見なければ、あの頃と同じ顔にまた出会えそうな気がしてくる。
時間は本当に不可思議なものだ。