遅い昼食の後、雨の心配をしながら、灯台を見に行った。
（続き）
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Sergey Yenanov
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地下鉄海岸線和田岬駅から歩くつもりだった。しかし、JR兵庫駅からタクシーを使った。
少し行き過ぎて、戻ることになり、乗車賃は2000円で構わないと言われた。
午前中からの疲れ。次の外出が、いつになるか分からないと考え、いささか無理をしてしまった気分になる。
灯台は金網の向こう。辺り周辺を歩いたが、傍まで行くことは叶わなかった。
隣接している工場や倉庫で働く人たちにも尋ねてみた。中には、そこに灯台があることさえ知らなかった人も。タクシーの運転手さんも知らなかった。
灯台の白い壁面に触れてみたい。灯室を見上げてみたい。＿などと考えるのは余程の物好きだけだと思い知る。
帰りは和田岬駅まで歩いた。
疲れ果てていたが、思ったとおり、大した距離ではなかった。
JR和田岬駅の駅舎が無くなっていた。改札も無い。プラットホームが路地の続きに見えた。
４０年くらいで、何もかも変わる。
１０年後、私が生きているかどうかも怪しいものだ。
１０分ほどしてやってきた和田岬線に乗って帰った。
おまけ
