この新しいブログを異邦人でスタートする。
不思議なことに、今日はアルベール・カミュの誕生日。
高校生のときに買った文庫本を
み さん(@she_is_423)に手にしてもらった。
(続き)
この新潮文庫 の定価は120円。
奥付を見ると、昭和四十八年四月三十日 四十四刷 とある。
今年、実家に残っていた一切の荷物を整理したとき
捨てるには忍びず、持ち帰ったものの一つ。
熱心な読者ではなかったが、
この文庫本を読んでいた高校生の夏が懐かしかった_
当時は紛れもない「地獄の季節」だったはずなのに、
生きていて、歳を重ねれば、そんなふうに感じるらしい。
文を書き始めると、性格が災いして
もう一つのブログと然して変わらぬ雰囲気になってしまう。
引籠りがちである日常を抜け出して
たまさかの外歩きの記録なのだから、
ここでは影よりも光を意識していくつもりだ。
せっかく、こんな静かな、美しい人の画像で出発するのだから…。
この日に撮影した彼女の画像は
時間をかけて少しずつ載せていくことにする。