L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

City colors

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難波の地下で、美味しくて温かいものを腹に入れた。

少し元気が出て、御堂筋線で梅田へ出る。

そしてJR大阪駅をロケーションハンティング。

上は歩道橋に落ちていた手袋。

場合によってはまた落ち込んでしまう光景なのだが、

落とし主が息せき切って走って戻ってくる場面を想い描いて、

その場を離れた。

(続き)

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トラス構造の美しさにただ圧倒される。

しかも梅田にしては人が少ない。

心が軽くなったのが分かる。

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屋上の菜園で見つけた金柑。

冬になると庭の金柑を砂糖炊きにしてくれた祖母を思い出した。

鹿児島生まれの祖母が作るものは砂糖でかりかりになっていて

多分、文旦漬の代わりだったのだろう。

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スマートフォンの画像を覗き込んでいた若い二人。

あまりにも素敵だったので、声を掛けて、後ろ姿を撮らせてもらった。

撮った画像はすぐに確認してもらった。

頷いている二人から

幸せな時間を分けてもらった気がした。

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彼らを見た後、

灰色の町のいろんな色が急に鮮やかになって

私の目に飛び込んでくるように思えた。