L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

A sunny afternoon

Buildings and architectural models

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(続き)

Myuu
Strolling Around
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船を見た日の午後、兵庫県立美術館へも足を延ばした。とある建築関係の展示が目当てだった。写真撮影は可であったが、SNS へのアップは不可とのこと。したがって展示名も記さない。
会場になっていたギャラリー棟3Fは入場無料の展示会でお馴染みの所。広々とした空間ながら採光に難があり、作品ごとの照明が欠かせないのだが、入場無料の催しでは、作品がただ並べられただけになってしまう。今日見た建築模型も、こちらから強い光を当てれば_とか、完成後の大きな写真が欲しいとか、無理なことばかり考える始末だった。

 

せっかくの機会だからと考え、常設の安藤忠雄コーナーと第2展示棟を巡ることにした。Ando Gallery も入場無料なのだが、大きな窓が設えられていて、採光は十分。展示模型も画像パネルも大きかった。お金の掛け方が違う_としか言いようがない。模型も写真も絵画も、大きなものには勝てないと痛感した。
教会やチャペル、宿泊施設を伴う美術館等、行ってみたいと思うものも幾つか。しかし、よく考えてみれば、私にはどれもが縁遠い。漠然とした寂しさを覚えながら個人住宅の小さな模型を眺めていた。もしかしたら安藤建築ではないのかと思っている近所の住宅を探したが見つからない。まるで廃墟になってしまった天文台のように見える佇まい。この建築家は真新しい廃墟を作り出したいと考えているのではないか_そんなことを思う時がある。そうでなければ、虚無を祀る神殿のようなもの。
第2展示棟のあちらこちら、いろんな人がポートレート撮影の舞台としていた場所に出合う。いつか私も、ここで撮ってみるのかな_と考えながら帰ることにした。

 

昼をちゃんと摂っていなかったが、空腹感は無い。少しだけ飲みたくなって、立ち飲み屋で角の湯割りを作ってもらった。レーズンバターを頼むと、砕いた氷の上に小さな丸い3切れ。クラッカーも3枚付いていた。ゆっくり時間をかけて湯割りを飲み、店を出た。

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