この日、大阪南堀江まで所用で出かけた。
途中から空の青さに気づき、大和路快速で王寺駅まで足を延ばした。疲れていなければ法隆寺まで行ってみようかと考えた。
(続き)
南堀江近辺
マンションの階段にある他人様の自転車やエントランスの壁まで写している。
この後、大正駅から大和路快速に乗車。王寺駅近辺の画像になる。
大和川の美しさには息を呑んだ。
しかし土手には備蓄された土嚢が並び、地蔵が祀られていた。こんな穏やかな日には空を映す美しい流れも、一たび増水すれば激しい濁流になって、この土手道に迫るのだろうか。絶景とされる風景が併せ持っている禍々しさもまた美しさを構成する要素なのだ。
浮ついた気分が沈みこむのを覚えた。
河川敷へ降りてみることにした。
ここからは久度神社~信貴山下駅への画像。
この時点で法隆寺へ行くことは断念している。これぐらいで歩き疲れたような気分になったのが意外だった。
それでも、レールが光っているのを目にすると、加川良の歌声が甦る。
遠い町で暮してきた あなたの声ともして
光るレールをさがそう あなたに響くまで 「ONE」
信貴山下駅から近鉄生駒線経由、阪神なんば線を使って、ゆっくり帰ることにした。