L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

Doors and stairs

f:id:glitteringrivergreen:20200207212849j:plain

(続き)

  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212745j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212750j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212801j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212755j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212805j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212810j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20200207212739j:plain

  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212816j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212820j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212825j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212830j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20200207212839j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20200207212844j:plain

  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212854j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212906j:plain
  • f:id:glitteringrivergreen:20200207212911j:plain

f:id:glitteringrivergreen:20200207212915j:plain

海岸通レトロビル編の最終回。
非常階段1階部分の画像が中心。最後は表へ戻ってきて、入口付近の画像になっている。
このビルに惹かれたのは階段とドアの多さから。聞くところによると空室が多く、当然ながら現在は開かずの間。おまけに関係者以外立ち入り禁止の扉が目立ち、その向こうに何があるのか分からない。非常階段の1階部分は、とりわけ正体不明のドアが多く、映画のセットのようにも見えた。但し、おどろな恐怖映画ではなく、美しい猫と古い家具に纏わる謎めいた物語を考える。異形の物が棲んでいても、彼らの郷愁と未来へ向けての希望がなければならない。August Derleth の 短編集 "The Lonesome Place" というタイトルを思い出していた。
少しだけ開いた裏口の向こうには何があったのか。下見をしたはずなのに思い出せない。外を見ていた み さんが視線をこちらに戻す様子。表へ廻ってからも、入口付近に佇んでいる彼女を撮影しながら、彼女が何を見て何を考えていたのか_そんな問い掛けを心の中で繰り返していた。
何もかも知ってしまうより、何だかよく分からないことが沢山残っている_その方が健全な姿なのだと考える。 謎は謎、秘密は秘密のまま、いつまでも残しておきたい。