L'Étranger 1911120

たまさかの外出記録として

科白のトルソ 三浦悦子展(続)

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人形ブログの方へ廻すことも考えたのだが

やはり外出の記録として

そして Gallery Land's End の建築物としての魅力もあって、

こちらの方で続きを記すことにした。

但し、折り畳みの後の画像は

万人向きではない異形の美しさが続くことになる。

(一応の警告)

(続き)

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大丈夫でしょうか?

そう言われて招き入れられた二階の部屋。

私の目に飛び込んできたのは、こんな光景だった。

地階の展示室も美しかったが、

ここはこんなふうに自然光が採り入れられている。

光と翳のコントラストの中に、等身大の作品が立ち並んでいた。

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一つ一つに見どころがあって、見飽きることがない。

ただ賛嘆の溜息をつくしかなかったのだが、

私の目は常に一つの作品に戻っていた。

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この圧倒的な存在感。

静かな美しさ。

昔、初期の頃の大竹茂夫氏の油彩画を見た時の衝撃を思い出した。

燃え上がるような色彩で描かれていた異形のものたちの美しさ。

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この作品は Land's End の

この部屋の中で見たから特別な意味があるように思えた。

作品にはそれに相応しい場所が必要なのだろう。

作家の夢。建築家の夢。

凄いものを見せてもらった。