人形ブログの方へ廻すことも考えたのだが
やはり外出の記録として
そして Gallery Land's End の建築物としての魅力もあって、
こちらの方で続きを記すことにした。
但し、折り畳みの後の画像は
万人向きではない異形の美しさが続くことになる。
(一応の警告)
(続き)
大丈夫でしょうか?
そう言われて招き入れられた二階の部屋。
私の目に飛び込んできたのは、こんな光景だった。
地階の展示室も美しかったが、
ここはこんなふうに自然光が採り入れられている。
光と翳のコントラストの中に、等身大の作品が立ち並んでいた。
一つ一つに見どころがあって、見飽きることがない。
ただ賛嘆の溜息をつくしかなかったのだが、
私の目は常に一つの作品に戻っていた。
この圧倒的な存在感。
静かな美しさ。
昔、初期の頃の大竹茂夫氏の油彩画を見た時の衝撃を思い出した。
燃え上がるような色彩で描かれていた異形のものたちの美しさ。
この作品は Land's End の
この部屋の中で見たから特別な意味があるように思えた。
作品にはそれに相応しい場所が必要なのだろう。
作家の夢。建築家の夢。
凄いものを見せてもらった。